割と通りのある道路2面に面した三角の土地。
この土地にどのようなモデルハウスを建てようか。
目立つという利点以外には、周りが道路に囲まれていて通りの多い難しい土地。
かなり頭を悩ませていたところ設計士である佐藤氏の提案は、母屋とは別に三角土地の先に小屋を置くというもの。
「小屋」という多目的でどこか楽しいエッセンスを携えながら母屋からの視線を小屋で止めることができ、結果として車通りの多い落ち着きのないデメリット部分を昇華させてしまいました。
母屋からの景色は小屋はもちろん、それをつなぐ飛び石や動きのある庭木が見え、日射取得や遮蔽・季節感のある配置を生みました。
↓母屋から見た小屋の様子
メインの母屋もコンパクトながら抜けのある無駄のない間取りで、1階の半分が土間の仕上げという面白い要素を持ち合わせているのですが、こちらはぜひ実物を見て体感いただけると嬉しいです。
三角の土地というそもそも難しい土地ながら、それを感じさせない設計は見ものです。
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